退職金の使い方や運用方法

定年退職をすると、退職金によって一気に多額の利益を受け取ることができます。しかし、この使い道に困る人も少なくないようです。そこで、実際に定年退職を迎えた方がどのように退職金を使っているのか紹介していきます。

広告会社の博報堂が退職金の使い道を調査したところ、「お金を増やしながら消費もする」という考えを持つ人が多いということが分かりました。「退職金を使ってどうやって運用しているか」という質問に対しては、男女ともに約70%を定期預金・定額預金といった元本保証の金融商品で運用しているようです。また、残りの約30%は、株式投資や投資信託、外貨預金で運用しているとのこと。貯金だけではなく、運用することも多いようです。

逆に退職金を消費する方法として一番多かった答えは旅行です。退職金を使って国内旅行あるいは海外旅行に行きたいという人が圧倒的に多いです。その他には趣味に使う人や今後の食生活、病気・老化の予防に使うという回答でした。一般的に退職金をもらった後の主な収入は年金となります。ですが、それだけでは定年後約20年余りある人生を快適に過ごすことはできません。当然、そのためにお金を貯める必要があります。ただ、今は資産運用として、お金を増やすという方法があるので、運用を上手に行いつつ、旅行や趣味等の娯楽にも消費することができます。これからのセカンドライフ、お金を使わないで貯めるだけよりも、使って存分に楽しむことも大切です。

金融機関でも退職金の運用として投資信託の商品を提供しているところが多いです。退職金を増やしたい方には自分にあった方法で運用をしてくれる三井住友信託銀行のラップ口座を利用すると、効率よく退職金を運用することができます。こちらは、運用の際の投資判断や売買、管理を一括して代わりに行ってくれるというもの。資産配分の調整・見直しを行い、それを定期的に報告するので安心して退職金の運用が任せられます。これなら、順調にお金を増やすことができるので、旅行や趣味等でお金を使ってセカンドライフをも存分に楽しむことも夢ではありません。