FX取引とレバレッジについて

FX取引と聞くと、ハイリスクのイメージを持たれている方が多いです。確かにFX取引はハイリスク・ハイリターンの為替取引であると言えます。なぜなら、証拠金にレバレッジをかけて取引を行いますので、上手くいけば大きな利益を得られる反面、損失が膨らんでしまう危険性もあります。ですので、FX取引を行う前には、必ずデメリットとなる点も把握した上で取引を行うことが重要となります。

FX取引はレバレッジをかけて取引を行うことが特徴的ですので、このレバレッジがデメリットの要因で有るように思われている方が多いです。確かにレバレッジでリスク管理を行うことも可能ですが、実際には取引枚数をコントロールすることが重要となります。

レバレッジは1倍でも10倍でも同じ値動きをすれば、損益の発生は全く同じです。それでは何が異なれば損益に違いが発生するのかと言いますと、取引枚数です。取引単位は業者によって異なりますが、基本的には1万通貨単位で取引が行われます。1万通貨と2万通貨の取引を比較すると、損益の発生も2倍異なります。

もちろんレバレッジを大きくすれば、より多くの枚数を取引することが可能ですので、レバレッジを大きくし過ぎないことも重要ですが、最も重要なことはレバレッジを大きくしても取引枚数を増やし過ぎないことです。